事業計画書のフォロー
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事業計画書のフォロー
事業計画書を作成したら、進捗状況を把握し、対応を検討する機会を毎月定例的に行うとよいでしょう。
できれば主要な幹部スタッフと一緒に検討会議を設けて、直面する課題について情報や意識を共有することが望ましいと思います。
PDCA(plan、do、check、action)というサイクルで、計画に対する見直し等の対応を継続的に行うことができる組織は、理想的な組織です。
組織の主要な構成員が、それぞれ会社のビジョンや計画、その中における自分の役割を正しく認識し、適時適切に対応行動を取れるような状況を目指して下さい。
月次の反省を行うためには、タイムリーな経営実績の把握が不可欠です。
会計処理の結果としての月次試算表は当然として、それ以外にも営業の訪問件数や受注件数、サービスに対するアンケート結果など、
重要性の高い情報は事業計画に月単位で盛り込み、手間を掛けても毎月の実績データを把握するようにしましょう。
ところで、手間を掛けて把握した情報でも、十分に有効利用していないことは珍しくありません。
そもそも、どのようなデータを収集するかを、まずは検討する必要があります。
手間を掛けてまでデータを集めるということは、何かの判断を下すために必要だからでなければなりません。
何を判断したいから、どの情報が欲しい
この考えが大切です。
重要な判断に必要なデータは、手間を掛けても十分に把握する必要があります。
「何を判断したいから、どの情報が欲しい」という動機に基づかないデータは、手間を掛けてまで把握する必要ありません。
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