相続税の申告が必要なら
相続税の関係で税務署から連絡があったら
相続税の税務調査の内容
相続税の税務調査は基本的には事前に予告電話があり、あらかじめ調査日時等を調整してから立ち入り調査が行われます。税理士が申告書に代理署名する場合には、税理士にも事前の連絡があり、日程調整の段階から調査への関与が開始します。
立ち入り調査は通常は調査官が2名で、朝の10時頃に自宅に訪問し、その日の17時までにはいったん終了することが多いです。
簡単な挨拶の後で、被相続人の生い立ち、職歴、交流関係、家族の状況、趣味、相続前の病状などがヒアリングされ、その後は順番に預金通帳や重要書類、書画骨董等の現物を確認し、気になる書類についてはコピーや撮影等を行っていきます。
自宅等をくまなく歩き回って、いろいろな扉や引出を開けるように指示する調査官も珍しくありません。
少なくとも、通帳等の貴重品が普段しまってある場所はチェックして、通帳以外に重要な書類がないか等を確認されると思います。
貸金庫を利用している場合には、その日のうちに貸金庫まで同行調査となるのが基本的なパターンです。
そのあと税務調査官は1〜2ヶ月くらいかけて銀行預金の動き等を反面調査するなどして疑問点を整理し、それから再度連絡が入り追加の質疑応答が行われ、質疑応答を数回繰り返した後に、修正申告の内容が確定するケースが多いと思います。
次は、税務調査の準備と対応内容
以下、目次です。
相続時の税理士の選び方
相続税申告の特徴、相続税に強い税理士とは、相続税のセカンドオピニオン
相続税の申告を自分で行う
相続税申告書の作成について、相続税の概算額計算、自分で計算する際の注意点
税務署から連絡があったら
税務署から連絡がある場合、相続税の税務調査内容、税務調査の準備と対応