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財務分析、格付、融資審査

金融検査マニュアルとは


金融検査マニュアルとは、金融庁の金融証券検査官等が金融機関の立ち入り検査をする際に利用する検査方法のマニュアルです。
内容としては、金融機関の法令順守態勢のほか、リスク管理態勢については、
  • 信用リスク
  • 市場関連リスク
  • 流動性リスク
  • 事務リスク
  • システムリスク
に分けて、細かいチェックリストが掲載されています。
信用リスクについては、まずは決算書を中心とした定量分析によって、融資先を格付をしなさいとしています。
格付は2段階で考えられており、大きな格付は債務者区分として金融検査マニュアルで定め、より詳細な格付は各金融機関に任せてあります。
債務者区分とは、優良な順に、
  • 正常先
  • 要注意先
  • 破綻懸念先
  • 実質破綻先
  • 破綻先
となっています。
債務者区分ではありませんが、要注意先は「要管理先」と「その他要注意先」に分けられています。
金融機能再生緊急措置法においては、要注意先に対する債権のうち、

3ヵ月以上延滞債権および貸出条件緩和債権経済的困難に陥った債務者の再建または支援を図り、当該債権の回収を促進すること等を目的に債務者に有利な一定の譲歩を与える約定条件の改定等を行った貸出債権)」

を「要管理債権」といい、そのような債権を有する先は要管理先とされています。



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