資金繰り融資制度で困らない、金融機関に対する融資交渉マニュアル(金融検査マニュアル対応版)
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銀行の文化、価値観 <トップページ>


融資を受けている会社にとって、金融機関とのよい関係を維持することは非常に重要だと思います。
雨が降ると傘を取り上げるのが銀行と揶揄される反面、いい関係を維持していれば、かなり手厚くサポートしてくれるのも銀行だからです。
業績がいいと、社長が高圧的に出ても、銀行員はペコペコしてくれたりします。
しかし、業績が悪くなった場合には、当然ですが会社より銀行のほうが立場が上になります。
いい関係を続けるのであれば、高圧的な態度は慎んだほうがいいでしょう。
銀行員も人間です。
会社や社長に対する感情的な評価は、融資判断にも末永く、また深く関係しています。
このことはよく理解した上で、銀行員とお付き合いするといいと思います。

銀行は昔は大蔵省、今は金融庁の管理下にあります。
したがって、昔の銀行トップは役所的な発想をし、役所の決めた通りに経営を行っているようになります。
常に役所を向いて経営をしてきたといっても過言ではないでしょう。
金融機関の役員の世代には、今もその文化が根強く残っているように思います。
支店長クラスの世代も、金融機関の役員に気を使いながら働いていることが多いため、当然ながら同様な状況となっているように見えます。

具体的には、金融庁の検査官が金融機関を検査する際のマニュアルである金融検査マニュアルに反するような行為は、 銀行の利益になるとしても、法令に違反しないにしても、基本的には慎んでいます。
銀行の文化や価値観を分かっていないと理解に苦しみます。
金融庁がよく思わないことを銀行は行わない、単純にいえばそういうことです。
ですから、金融検査マニュアルについて、ある程度の知識は持っておいたほうがいいと思います。



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