金融検査マニュアルとは
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金融検査マニュアルとは、金融庁の検査官が金融機関を検査する際のマニュアルでする。
その内容にあわせて金融機関が行動をすることから、融資を受けている企業にとって決して無関係のものではありません。
それどころか非常に重要な影響を受けています。
にもかかわらず、金融検査マニュアルの内容に無関心であるように思われて仕方ありません。
金融検査マニュアルの内容としては、金融機関の法令順守態勢(コンプライアンス)のほか、リスク管理態勢については、
信用リスク、市場関連リスク、流動性リスク、事務リスク、システムリスクに分けて、細かいチェックリストが掲載されています。
その中でも、信用リスクの項目については、経営者であれば理解しておきたいものです。
金融検査マニュアルには、中小企業の債務者区分(格付のようなもの)等を判断するための具体的な事例集として
「金融検査マニュアル別冊(中小企業融資編)
があります。
中小・零細企業等の債務者区分については経営実態を踏まえた判断が必要とされており、この中小企業融資編では、
- 代表者等との一体性
- 企業の技術力
- 販売力や成長性
- 経営改善計画等の策定
- 貸出条件及びその履行状況
を十分に考慮するように指示しています。
記載内容に関するご相談等は
公認会計士 税理士 石田会計事務所(名古屋)
まで、お気軽にお問い合わせください。
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