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元 菰野町議会議員(任期 2023/2/5 〜 2024/11/18)の石田昌宏です。
このホームページには議員としての活動記録等をアップしています。
Last update 2024/11/19 (任期満了日の翌日)
<任期を終えて>
任期を終えた翌朝、雲一つない快晴の鈴鹿山脈を眺めながら、今は晴れ晴れとした気持ちです。
任期は2年弱と短い期間でしたが最後まで初心のまま自分らしく行動できたと思っています。
議員という仕事は、和を大切にして仲間を増やすことも大切ですが、一方で和を乱してでも自分の正義を貫くことも大切です。
このバランスをとるのは非常に大変でした。
議員の選挙は立候補者が少なく、大半の議員が再選される状況を前にして、議会を大きく変えていくことは困難と判断しました。
そこで私は新人議員であることを逆手にとって、空気を読み過ぎず、敢えて問題を提起する言動等を行うことで良い波風を立てようと考えました。
議員に対しても、町長や行政職員に対しても、様々な耳の痛い話をしてきました。
自分の考えを強く主張したり、賛同者を集めるための政治力行使は極力自粛しました。
自由に動くために無所属・無会派を選択し、出来るだけ淡々と説得力のある理由を丁寧に説明して、共感を得る努力をしてきました。
大きな声で反発されることが何度もありました。
私の主張が多数決等で否決されることも数多く経験しました。
しかし、一方では多くの共感や好評価、少なくない人数の賛同者を得られたように思います。
大きな声で反発してきた方々とも、友好的な話ができるよう関係を修復でき、誰とも敵対しない関係で任期満了を迎えられました。
何かを大きく変えることは出来ませんでしたが変える機運を高めることは出来たと自負しています。
※令和6年9月議会での一般質問(菰野町議会サイト)も確認いただけると嬉しく思います。
<私が議会に与えた影響>
私が議員でなければ次の結果は得られなかったと思います。
@ハラスメント条例の制定にあたりハラスメント抑止に重要な罰則規定が盛り込まれました。
A行政視察や平和祈念式典出席において観光地への立ち寄りを自粛する実績ができました。
B永らく行われてこなかった議員だけの懇親会を2回行うことができました。
※議員活動は意見対立の宝庫なのに懇親を深める(関係を修復する)機会は非常に少ない状況です。
C一般質問時の資料映写にパワーポイント等の電子データが使われる頻度が増えました。
※以前は全員が紙の資料を提出しカメラで写した映像をモニター表示させていました。
D周りに流されず自分の考えに従った行動が以前より行いやすくなったのでは?
<今後について (再選を目指さなかった理由) >
町議会議員(町議会)の主な役割は町行政に対するチェックです。
現状、町議会のチェック能力は特に問題ないと思います。
また、町行政も比較的安全運転がされており、特にブレーキを必要としていないと思います。
私の行うべきは地域を良くすることと考えているのですが、議員とはチェックする立場なので、地域を良くする役割を担うには不向きという結論に達しました。
私は議員活動を通して得られた情報、知名度、信用、交友関係等を活かして、今後は非議員として地域のために私が果たすべき役割を見出していこうと考えています。
今まで議員としての私を支えていただいた方々に改めて感謝しつつ、また、今後の私の地域活動に対するご理解・ご協力等をお願い申し上げる次第です。
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