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ミクロネシア連邦の税法と国情

 ミクロネシアの島々は、第2次世界大戦の終戦の頃には、
日本人からの移民が半分くらい占めているような状態でした。

 終戦後には日本人が引き上げをし、アメリカの信託統治を受けながら、
 1986年にミクロネシア連邦は独立しました
が、
 経済面を含めた国家運営は、今も大きくアメリカに依存しています。

 約11万人が4つの島を中心に住んでいる治安の安定した国家であり、
初代大統領をはじめ国民の約2割は日本人の血を受けているなど、
日本人に対する親日感情が非常に強い国家でもあります。

 国家として外貨を稼ぐ手段として、観光だけでは不十分ということで、
日本からの投資を呼び込むことを、本気になって取り組んでいます。


どれくらい本気かというと、

 @ミクロネシア連邦に法人を設立する手続きが、すべて日本で行える
  (ミクロネシア連邦から委託受けた1民間企業が、親切にサポートしてくれます。)

 A出資、利益の計算(決算)、納税の全てを、日本円で行うことができる。
  (日本の会社が日本で法人税を支払う感覚と概ね同じです。)

 B日本のトリガー税率の変更にあわせて税法を変更する旨を宣言している。
  (実際にも2010年の変更時には、迅速に税制改正を行っています。)

といった感じです。

 ただし、投資会社の乱立を防ぐため、
最低資本金は100万ドル以上というハードルを設定しています。



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