税理士法人 名古屋石田会計事務所



税理士紹介コラム>F会計事務所の業務報告



F会計事務所の業務報告 (タイトル一覧)

1ホームページ戦略(SEO)
2営業の方法について
3人事戦略と成果主義について
4オフィスでの工夫
5書いてみる効果
6隣席の女子
7高級な寿司屋にお土産を持参
8経済環境の急激な変化
9先進国化する中国の状況
10あまりお金のかからない収益性アップについて
11マーケットの絞込み(格安な会計事務所について)
12経営改善について
13変化を受け入れるために
14私の個人的な来年の抱負
15会計事務所に関するアンケート結果
16会計事務所が営業専担者を採用する時代


1.ホームページ戦略(SEO)

グーグルで「会計事務所 名古屋」と検索すると、石田会計事務所のホームページ(HP)が一番上に表示されます。
そのため、お客様の増加ルートはHP経由が一番多く、また、スタッフ採用でも自分のHPで案内するだけで十分な状況です。
最近ヤフーがグーグルの検索エンジンを採用したため、ヤフーで検索しても一番上に表示されるようになりました。
HP効果は更に威力を増すと思います。
検索順位を上げるために様々な細工をしているのですが、主たる方法の一つに「信頼度が高い他のHPからリンクをはってもらう」というのがあります。
同業者間で、相手のHPを紹介しあうのも有力な方法です。
(私も採用しています。)
ツイッター等を上手く利用している社長も珍しくありません。
(私はブログしか利用していません。)
石田会計のHP維持費は年間数千円だけです。
検索で上位表示させる広告宣伝費等は、原則として使っておりません。
(実験目的で短期間使ったことはあります。)
情報がオープンになればなるほど、買う側の選択肢は充実するため、儲けるためには他社に負けない品質や価格を達成することが重要になるとともに、その情報をHP等で上手く伝えることも、合わせて重要になると思います。
HP戦略等でお悩みの方は、お気軽に担当までご相談ください。
 ( 2010年 12月 )

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2.営業の方法について

最近、建築総合展(吹上ホール)と、金融情報技術展(東京国際フォーラム)に行ってきました。
仕事に関係する会社以外のブースも廻り、多くの会社からサービス内容を売り込まれてきました。
全体的な雰囲気はお祭りムードですが、個々の会社は、見本商品、パンフレット、コマーシャル映像、営業マン、コンパニオン、粗品などを用いて、それぞれ工夫をこらした営業をしていました。
私は営業を受ける側として、どのようにされると興味を引かれるか、どのように見せられたら購買意欲を刺激されるか、どういう営業マンから話を聞きたくなるか、後日の営業フォローはどんな印象を受けるか、といった多くの経験させてもらい、逆に、自分がマーケティング、あるいは営業支援業務を行うにあたって、いろいろなアイディア等をもらうことが出来ました。
ところで、来る11月8日(水)には、私自身がタクミコンサルティングの社長として、ホームページのアクセスアップ技術等を売り込みに、展示会に参加します。
その展示会とは、東海地区信用金庫協会が主催するビジネスマッチングフェアであり、様々な業界から400社以上がポートメッセなごやに出店予定です。
いい出会いに恵まれれば最高ですが、特に成果がなくても、私にとっては出店すること自体が良い経験になると思って、今から楽しみにしています。
このような展示会に出かけると、いろんな意味で、いい刺激を受けることが出来ると思いますし、入場料も無料となっていますので、皆様もよろしければ是非お出かけ下さい。
(ちなみに昨年の同展示会では、私は一般入場者でしたが、結構楽しむことが出来ました。)
 ( 2006年 11月 )

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3.人事戦略と成果主義について

今まで講師として財務分析等の話は何度か担当しましたが、今年はじめに経営戦略、そして来月には人事戦略についてまでお話をさせていただくことになりました。
少し楽しみです。
基本的には実務で経験したことを中心に話をするので、説得力はあると思うのですが、自分の業務に自身と責任を持つために、この2年間はたくさんのビジネス本を読み続けております。
(先般、最近読んだ本の書評をホームページに掲載しましたので、よろしければご覧ください。)
成果主義はうまくいかないというのが一般論になっています。
その一方で成果主義で成功している会社が目に付きます。
成果主義をうまく適用している会社は、20代や30代が大活躍しています。
ライブドアが弥生会計を230億で買収する際に責任者として任命したのは、入社1年ちょっとの20代社員であったそうです。
企業再生で活躍しているコンサルタント会社の社員も平均年齢は30代前半だそうです。
若くても困難な仕事をこなす社員を育成できる会社は元気がいいです。
やる気がある社員にチャンスを与え、乗り越えたら報酬と次の目標を与えていくと、大きく成長する者が出てくるようです。
当事務所では、入所1年程度で簡単な決算や税務申告はこなせるようになります。
私はスタッフに対して、最初から次の段階を目指せ、でなければ自分の市場価値は高くならないよと言っています。
言うだけではなく成長に必要な業務を一生懸命探して準備しています。
一方で残業ではなく密度の濃い仕事をするように指示していますので、過度な負担はないと思います。
適度な期待とプレッシャーは大切であることは間違えなさそうですが、人事戦略には正解がないそうですので、今後とも前向きに試行錯誤したいと思います。
 ( 2005年 7月 )

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4.オフィスでの工夫

お客様のオフィスに訪問して、いいなあと思うアイディア等を見つけると、それを真似してきました。
石田会計事務所で取り入れているオフィスでの工夫を、一部ですがご紹介いたします。
@会議室に時報の音楽がなる時計を置いています。
ダラダラとした会議の防止効果があります。
(30分と60分の砂時計もあり、話題になりますが、こちらは気がつくと砂が全て落ちていることが多く、あまり役に立ちません。)
A天井からのツッパリ書籍ラックは、パーテションとしても使えるし、購読雑誌はインテリアに早代わり。
価格も幅90cmで1万円程度です。
スチールの本棚(奥行40cm)もパーテションとして重宝しています。
B出入口の通称「にっこり鏡」、給湯室の三面鏡、それ以外にも鏡を多く設置して、身だしなみやニッコリ顔のチェック等をしています。
C会議室に液晶テレビとあわせて、立ち上げてから閉じた状態のノートPCを設置。
ノートを開けば直ぐにネットにつながるし、テレビをつければ、直ぐにノートPC画面を共有できます D一般的なカレンダーと一緒に、あいだみつを(日めくり)カレンダーも使っています。
少しなごみます。

<補足コメント>
ウインドウズのリモートサービスという機能を利用すれば、ネットワークでつながった他のPCを、自分のPCモニター、キーボード、マウスを使って、あたかも自分の目の前に当該PCがあるかのごとくに利用することができます。
共有のPCを準備して、そこに全員がリモートサービスでアクセスできるようにしておくと、ライセンスが1つしかないソフトでも、それを共有PCにインストールすることで、全員が当該PCを自分のデスクから使えるようになります。
設定は比較的簡単ですし、非常に便利な使い方だと思います。
ただし、当該ソフトを複数の人が同時に使うことは出来ません。
 ( 2013年 6月 )

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5.書いてみる効果

このHM通信は、はじめてから5年以上が経過いたしました。
ブログについては、まもなく4年になります。
(投稿回数は現在まで153回)
最初は両方とも、会計事務所の情報提供サービスとして、あるいは営業的な効果を狙ってはじめたものです。
定期的に文章を書き続けるために、四六時中ネタ探しをするようになりました。
メモをとることも増えました。
日常生活の質が向上したように思います。
文章を書くことで、頭の整理ができます。
それを身の周りの人に公開することは、自分の意見やコミュニケーション・スキルを見つめ直すキッカケになります。
書く者自身の成長につながると思ったので、スタッフにもブログを書くように勧めました。
周りの人に読んでもらう環境を個人で準備するのは大変なので、石田会計スタッフ・ブログという公開の場を用意しました。
紆余曲折を経て、現在はスタッフも毎月1回、ブログを書いて公開しています。
強制的に書かせているのではありません。
(そう思っているのは私だけ???)
私の場合、「書いた以上は実行しなければ」と、背水の陣に自らを追い込むために、自分自身が出来ていないことまで、偉そうに勧めてしまうことがあります。
定期的に文章を書いて公開することは、それなりに辛いことでもあるのですが、苦労しただけの効果は十分にあるのだろうと確信しています。

<補足コメント>
「夢は文章に残して、定期的に読み返すと実現しやすい」という類の書籍を、何度か読んだことがあります。
年末年始に全社員に対して、家庭、個人、会社ごとの短期、中期、長期目標を文章化させ、毎朝の朝礼で黙読させている会社(優良企業)もあります。
石田会計では真似をしていませんが、そういった会社もありますよという話はスタッフに紹介しました。
いずれにしても、ダラダラと毎日を過ごす人と、意識レベルを高くして毎日を有意義に過ごそうとする人とでは、大きな開きが生じてくると思います。
 ( 2009年 6月 )

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6.隣席の女子

このたび、女性スタッフを2名採用いたしました。
元システム会社のプログラマーと、元銀行員です。
ウチの場合、税理士受験校が集中する名古屋駅に近いこと等もあり、求人をすると比較的多くの方にご応募いただけるので助かっています。
ちなみに私の場合、面接をすると何故か採用したくなってしまうので、最近は採用候補者を履歴書の段階で大きく絞り込むようにしています。
隣の席になった女子をすぐ好きになっていた小学生の頃から、私は基本的に成長していないのでしょうかね?(笑)
 ( 2006年 6月 )

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7.高級な寿司屋にお土産を持参

先日、相続業務の関係で縁のあった品のいい老婦人から、有名ホテルの日本料理店で、高級な寿司をご馳走になりました。
一貫あたりの価格表を見た瞬間に、自分で来ることは考えられないと思ったのですが、その老婦人は、料理長に和菓子の手土産まで持参していました。
安いお店に、さらに割引券まで持って行くことはあっても、高い店に、さらに土産まで持って行くとは、、、 今の私には、そのようなスマートさの欠片もないので、無理をせずに、現状の庶民的な生活の中に喜びを見出したいと思いました。
 ( 2006年 11月 )

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8.経済環境の急激な変化

最近、業績が急によくなった会社が目立つ一方で、急に悪くなる会社も多く、業績が短期間で大きく変動するケースが増えているように思います。
時代の流れが速くなっていることが原因なのでしょうか。
非常に儲けている社長で「この利益はいつまで続くか分らない」という趣旨の発言をされる方も多いように思います。
そのような心構えを絶えず保持することが、好業績の秘訣とすら感じます。
税法が簡略化され、自力での申告する会社が増え、会計事務所の仕事が大きく減少するような状況を、私も時々考えることがあります。
それでも大丈夫なように。
 ( 2007年 10月 )

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9.先進国化する中国の状況

中国に関しては、一歩裏にはいると未開発で、表面だけ近代化されているという報道が目立つように思います。
しかし、遅れていた国が一気に近代化しつつあるので、境目のギャップが目立つだけで、表面だけ飾っているということではなく、近い将来には確実に広範囲に渡って近代化されると思いました。
中国は、既にモノを安く作らせる国ではなくなりつつありますが、近い将来には逆に、日本製品を高く買ってもらう国になっているように思います。
細部まで品質等にこだわった日本らしい(?)モノづくりの文化は、日本の企業にとって、これから益々大切になると感じました。
 ( 2007年 11月 )

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10.あまりお金のかからない収益性アップについて

最近、金融機関等からの依頼に基づいて、業況不振先の経営を立て直すといった業務に奔走いたしております。
建築土木、かばん製造、人形卸、自動車学校、旅館、飲食、ゴルフ練習場など、業種はまちまちです。
業況不振先ですのであまり資金がありません。
そこで頭をひねってお金をかけずに出来ることを考えるのですが、ほとんどのケースで採用するのがホームページの利用です。
ホームページとは、商品を販売するため以外にもいろいろな利用方法があります。
まず、ホームページを見てもらう工夫をします。
(※通常のホームページ製作会社ではできないノウハウや技術が必要です。)
次に、その会社の売りとなる長所が一目で分かるようなページを作り、そこで安心や信頼、お得感、利便性等を感じてもらいます。
結果として、会社(商品)のファンが増えたり、広告費が節約できたり、思わぬ会社と取引上の接点ができたり、と、投資効果が得られるケースがほとんどです。
あまりホームページを利用されていない方にはピンとこないかもしれませんが、利用方法を十分検討すれば、その効果は絶大です。
 ( 2004年 8月 )

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11.マーケットの絞込み(格安な会計事務所について)

マーケットの絞込み(格安な会計事務所について) 月額顧問料9,800円といった格安の顧問料をうたう会計事務所のネット広告が目立つようになりました。
業界紙によると、一部の会計事務所では、格安戦略で急速に勢力を伸ばしているとのこと。
一方、格安戦略以外で順調に成長している会計事務所では、「客層が違う」という理由で、格安会計事務所を脅威に感じていないケースが多いという内容で、記事はまとめられていました。
たとえば、営業マンを採用する場合でも、「うちはルート営業がメインなので、ほどほどの人材を安く採用できれば充分」と考える社長もいれば、「多少は人件費が高くなっても、積極的な新規営業や情報収集までできるような人材が欲しい」という社長もいるでしょう。
同様に、「赤字体質なので税金は心配ない」等の理由から、会計事務所は税務申告等を安くやってくれれば充分という社長もいれば、「多少は高くても、質の高い節税提案や経営相談等を」という社長もいるでしょう。
最近、今時の格安会計事務所を断って、石田会計に依頼されたお客様が連続しました。
品質をそれなりに維持できている格安の会計事務所は、まだまだ少ないと推測しています。
それでも近い将来には、今より安い報酬で、それなりの品質を保った会計事務所が勢力を伸ばしてくるでしょう。
そのような状況になっても、一定以上の品質を希望される社長から選ばれる会計事務所でいられるよう、「高品質&リーズナブル」というコンセプトに磨きをかけていきたいと思います。
 ( 2011年 10月 )

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12.経営改善について

不良債権処理の促進に関連して、金融庁は各金融機関に対して、経営支援業務を充実させるよう命令しております。
そのため、私自身も、経営再建支援に関する講演や、業績不振企業の個別改善指導、経営支援担当部署の指導顧問を、複数の金融機関から依頼いただいております。
愛知県中小企業再生支援協議会(産業再生機構の都道府県版)の専門委員にも就任させていただき、最近では日々経営再建指導に携わっているような状況です。
多くの業績不振企業の社長さんは、借入金の返済が困難ということを深刻に受け止めていないことが多いので、まずは現状を理解していただくことからはじめなければならないことがほとんどです。
初対面にもかかわらず、「このままでは金融支援が受けられないので、近いうちに資金繰り破綻で倒産する可能性が大きいですね」と、非常に失礼なコメントからはじまります。
「あそこが悪い、ここが悪い」と痛いところを指摘していくのが経営再建指導の実務です。
けっこう気が重い仕事です。
しかし、改善がうまく軌道に乗ってきて業績が回復し、明るいビジョンが見えてくると、本当に感謝していただけるため、非常にやり甲斐を感じます。
ところで、以前から税務顧問として関与させていただいているクライアントについては、経営に関するアドバイスを十分に行えていない先があるように思います。
しかし、経営指導は前述のように、相手を想ってのコメントであったとしても、内容的には失礼なコメントをしなければならない局面が多く、なかなか切り出しにくい問題であると感じております。
失礼のないように配慮しつつアドバイスをさせていただいているつもりですが、経営等に関して何か問題等がございましたら、遠慮なくご相談いただきますようよろしくお願い申し上げます。
 ( 2004年 6月 )

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13.変化を受け入れるために

業績が悪化し赤字体質から脱却できない会社のコンサルティングをすると、ほとんど例外なく、社長が変化に弱いと感じます。
今までの行動を変えられない、変えることを決断できないケースばかりです。
そういう私自身も、何年か前と比較すると、変化を積極的に受け入れられなくなっています。
現状に大きな問題がある訳ではないので、現状維持も悪くないと思うのですが、しかし、変化をしようとする意欲が減少していることは、非常に問題だと感じています。
という反省から、最近スマフォをアンドロイドからアイフォンに変えてみました。
パソコンも敢えて、ウインドウズ8のタッチパネル対応版を導入してみました。
現状では不慣れな操作性に苛立ってしまい、正直いって前の方がよかったと不満ばかり感じます。
しかし、改めて考えると、よくなった点には大して満足を感じないで、悪くなった点ばかりを気にしてしまう自分に問題があると気がつきました。
変化することは、よいことばかりでなく、部分的にはマイナスになることがセットなのでしょう。
そのマイナス面に対して強い拒否反応を持ってしまい、変化を避けていると、変化することで得られるもっと大きなメリットを得られずに終わってしまいます。
拒否反応を抑えられるだけの向上心や好奇心を、もっと大切にすることが必要だと感じています。

<補足コメント>
大きな成功体験があったり、現状に満足していたりすると、気が付かないうちに変化への拒否反応が強くなっていくのでしょう。
年齢を重ねることでも、同じく強くなってしまうように思います。
しかし、今のように環境変化が早く、また競争の厳しい社会においては、変化を受け入れられなくなることは、非常に危険です。
そういう自分自身も、変化に弱くなっていることを痛感しています。
会計事務所の仕事として、各種アドバイスをしていくために、自分が出来ていないことをアドバイスしなくても済むよう、キチンと自己管理しなければと思います。
 ( 2013年 12月 )

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14.私の個人的な来年の抱負

先週末に講演で熊本まで行ってまいりました。
久しぶりに日本を空から眺めました。
たくさんの家、動いている車がとても小さく見えました。
自分まで小さく思えてきました。
たまには普段の生活を離れ、客観的に物事を整理する時間が必要だ、と強く感じました。
よい仕事には余裕も必要だと思います。
私自身、このところの忙しすぎる状況を反省し、来年度に向けて事務所運営のあり方を見直したいと思います。
 ( 2004年 12月 )

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15.会計事務所に関するアンケート結果

先般、当事務所のクライアントに対しまして、我々のサービスに関するアンケートを実施させていただきました。
ご協力ありがとうございました。
(回収率43%)
予想に反して(?)比較的良好な評価をいただき、大変感謝をいたしております。
ただし、訪問回数については「少ない」との回答こそなかったものの、3割近い方から「やや少ない」との回答をいただきました。
当事務所としての対応を検討し、早急に改善していこうと考えております。
ともに努力しともに笑う、そんな関係を築いていきたく思いますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
 ( 2004年 7月 )

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16.会計事務所が営業専担者を採用する時代

先日、先進的会計事務所シンポジウム&セミナーを聞くために大阪まで出かけ、成長している会計事務所の事例などを勉強してまいりました。
現在急成長している会計事務所では10人に1〜2名の割合で営業専担者をおいているという状況を認識させられました。
アメリカでも最近10年の変化として、会計事務所に営業担当者がいることが当然になったようです。
つい数年前までは営業が厳禁されていた業界です。
コンサルタントの先生が、会計事務所業界とは「いい顧問先は?」という質問に「儲けさせてくれる先」という当たり前の回答が出てこない、非常に珍しい業界だとおっしゃいました。
確かに比較的若い私でも、「いいサービスをしていれば仕事が増える」、「営業は品がない」という文化に洗脳されています。
しかし、レクサスだって多額の広告宣伝費を使っています。
サービスがよくても、分かってもらう努力をしないと伝わりにくいことを、もっと認識すべきだったのでしょう。
大事な部分は残しながら、変えるべきところは迅速に変えていくことは大切です。
私どもも、営業担当者を設置する等の方法で、事務所のサービスをもっとPRしていこうと思いました。
ところで、普段は「今の時代、過去に縛られず変革しないとダメですよ!」と、社長の方々を前に強く主張している私自身が、自分が変わろうとしていることに対しては、未だに大きな抵抗を感じているとは、実に複雑な心境です。
 ( 2006年 3月 )

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